格安レンタカーをご存知でしょうか 。
12時間使用しても2525円程度で済む格安レンタカーは、価格的に非常に魅力です。
ですが、なぜこんなにも安いのでしょうか。
今回は、格安レンタカーの仕組みと、レンタカーを利用する際の注意点についてご紹介 いたします。
安すぎるのには、何か裏があるのではないかと疑ってしますのが人間です。
安すぎると逆に怪しんでしまい、格安レンタカーを借りるのに躊躇してしまっている方は、是非ともこの記事を参考に判断して頂けたらと思います。
価格の安さには理由がある
格安レンタカーは、大手のレンタカー会社と比べても、基本料金が半額程度です。
価格の安さは、利用者にとって嬉しい話ではありますが、あまりに安いと本当に安全な車なのかと、むしろ心配になるかもしれません。
安さの理由①「基本料金」
安さの理由として、基本料金に含まれる内容が少ない事があげられます。
レンタカーの料金体系は概ね、通常に使用するための「基本料金」と、利用客の希望に応じて上乗せする「オプション料金」の2本立てになっています。
大手のレンタカー会社であれば、基本料金に含まれている内容の多くが、格安レンタカーではオプション料金扱いになっています。
例えば、大手であれば無料のカーナビやチャイルドシートなども、格安レンタカーで使用するには、オプション料金が別途かかる場合があります。
安さの理由②「副業」
副業としてレンタカー事業を行っているため、コストを抑えられる事があげられます。
格安レンタカーを運営しているのは、ガソリンスタンドや自動車整備工場であるケースが少なくありません。
つまり、副業としてレンタカー事業を経営しているため、多くのコストを掛けずに営業できるのです。
レンタカーに使用している車も、年式の古いタイプの中古車を導入することで、初期投資を抑えています。
古いタイプの車といっても、メンテナンスされており、問題のある車を使用しているわけではありません。
また経営元がガソリンスタンドであれば、ガソリンの経費も抑えられる仕組みになっています。
レンタカーを使用する際に気をつけたいこと
時間は厳守
車を借りるときも、返却する時も、利用時に決めた時間を守りましょう。
予約した時刻に遅れてしますと、キャンセルされてしまうこともあります。
また、営業所への返却が遅れて、営業時間を過ぎてしまった場合、翌日の朝までの料金を支払うことになる場合もあります。
いずれにせよ、時間に遅れそうになったら、営業所へあらかじめ連絡を入れるようにしましょう。
ですが、返却時間に遅れそうだからと無理な運転をしてしまい、交通事故や交通違反を犯すことの無いようにしてください。
レンタカーを借りる際は、余裕を持たスケジュールを立てるようにしましょう。
傷を確認する
レンタカーの営業所で借りる前に必ず行うのが、車の傷のチェックです。
借りる前からついている傷を見落としたりすると、自分がつけた傷ではないにもかかわらず、事故扱いとして修理代を請求されるケースもあります。
時間がないと事前のチェックをおろそかにしがちですので、営業所へは余裕をもって早めに到着するようにしましょう。
任意保険
レンタカー会社によって加入している任意保険は異なります。
万が一の時に適用される保険の範囲は、事前に確認した方がいいでしょう。
借りた人以外でも運転を予定している場合は、運転する予定のある人、全員が保険に入っておいた方が安心です。
オプション
カーナビやチャイルドシートなどもを併せてレンタルする事ができます。
また、若葉マークやスタットレスタイヤ、タイヤチェーンなどもオプションが可能になっています。
ですが、当日営業所を訪れた際に頼んでも、店舗に在庫がない場合は、オプションが使えない事もあります。
使用する予定があれば、使用予定のオプションをあらかじめ予約しておきましょう。
ガソリン満タン
レンタカーは、借りた人が自分でガソリンを満タンにして返却します。
ガソリンを入れずに返却をすると、手数料を含むガソリン代が請求される場合もあります。
また、返却時にガソリンスタンドを探して右往左往していると、意外に時間を費やして しまいます。
営業所に近いガソリンスタンドをあらかじめ確認しておくと、返却時に慌てることがなくなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
車は走りさえすれば不満はないという方は、格安レンタカーを利用するのに向いています。
一方で、レンタカーに様々なサービスを求めている方には、格安レンタカーは向いていないかもしれません。
格安レンタカーでもオプションを付けることで、料金的に大手のレンタカー会社とあまり差がなくなってしまう場合もありえます。
自分がどのように使いたいのかを考え、格安レンタカーを賢く利用するようにしましょう。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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