トンネルの舗装がコンクリートの理由とは!?スリップ多発の原因

高速道路を走っていて、トンネルに入った瞬間、タイヤの走行音が急にうるさくなったと感じたことはありませんか。これは、トンネルの中の路面が、アスファルトからコンクリートに変わったためです。

この記事では、アスファルト舗装とコンクリート舗装の違い、そしてトンネルでコンクリート舗装が使われる理由を整理します。

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結論:理由は「補修を減らせる耐久性」と「路面の明るさ」

トンネルで、コンクリート舗装が使われる主な理由は、次の2つです。

日本の道路トンネル
写真:Alpsdake/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

1. 耐久性が高く、補修の回数を減らせる

2. 路面が白っぽく、トンネル内が明るく見える

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アスファルト舗装の特徴

  • メリット:施工が早く、費用が比較的安い。走行音が小さく、乗り心地が良い。傷んだ部分を補修しやすい
  • デメリット:重い車の通行でわだち(くぼみ)ができる。10年程度で補修が必要になることが多い

道路の大部分が、アスファルト舗装なのは、安く早く作れて、補修もしやすいためです。

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コンクリート舗装の特徴

  • メリット:耐久性が高く、わだちができにくい。補修の回数を減らせる
  • デメリット:施工に時間と費用がかかる。走行音が大きく、乗り心地が硬くなりやすい。補修に時間がかかる
トンネルの出入口
写真:Alpsdake/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

トンネルでコンクリートが選ばれる理由

理由1:補修の回数を減らせる

トンネルの中で補修工事をすると、交通規制が必要になります。迂回路が少ないため、特に長いトンネルでは、通行止めの影響が大きくなります。補修の頻度を減らせるコンクリート舗装は、トンネルに向いています。

理由2:路面が白く、明るい

アスファルトは黒っぽく、コンクリートは白っぽい色です。トンネルの中は、照明があっても暗くなりがちですが、白い路面は光を反射し、トンネル内を明るく見せます。路面や、前方の状況が見えやすくなり、安全性の向上につながります。近年は、壁の下部に白いタイルを貼る工夫もされています。

そのほかの工夫:複合舗装

最近は、コンクリート舗装の上に、薄くアスファルトを重ねる方法(複合舗装)もあります。コンクリートの耐久性と、アスファルトの静かさを組み合わせるためです。

トンネルを走るときの注意

  • 走行音が変わる:コンクリート舗装では、タイヤの音が大きく聞こえることがあります。故障ではありません
  • 雨の日は、出入口で路面の状態が変わる:トンネルの出入口では、路面の濡れ具合や明るさが急に変わります。速度を落とし、車間距離を取りましょう
  • ライトを点灯する:必要なトンネルでは、点灯して走ります。無灯火は、違反になります(詳しくは無灯火の記事)

よくある質問

Q. 一般道のトンネルも、コンクリート舗装ですか?

トンネルや道路ごとに、舗装の種類は異なります。コンクリート舗装のトンネルもあれば、アスファルト舗装のトンネルもあります。

Q. コンクリート舗装は、滑りやすいですか?

舗装の種類によって、路面の滑りやすさは異なります。雨の日は、舗装の種類に関係なく、速度を落として走りましょう。

他の道路設備に見る舗装の工夫

トンネルのほかにも、場所によって舗装を使い分けている例があります。

関門トンネルの入口
写真:そらみみ/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons
  • 高速道路の料金所付近:車が止まったり発進したりして、路面に力がかかるため、わだちができにくい舗装が選ばれることがある
  • 交差点や急なカーブ:滑りにくさを重視した舗装が使われる
  • 雨の多い高速道路:水はけの良い排水性舗装で、水しぶきや水膜を減らす

路面の違いを意識すると、走行音やハンドルの手応えの変化にも気づきやすくなります。路面の変化に合わせて、速度を落とすのが基本です。

トンネル内を安全に走るポイント

1. 入る前に、サングラスを外す・ライトを点灯する:明るさの変化に、目が慣れるまで時間がかかる

2. 車間距離を普段より広く取る:トンネル内は、追突事故が起きると、避難や救助が難しくなる

3. 車線変更や追い越しを控える:路面や壁との距離感がつかみにくい

4. 渋滞や事故のとき:非常電話や非常口の位置を確認し、案内に従う

5. 出口では、横風や路面の変化に注意する

路面の、種類を意識して、運転する

  • アスファルト舗装:一般的に、静かで、滑りにくいものが多い
  • コンクリート舗装:耐久性が高く、トンネルなどで使われる。走行音が大きめ
  • 排水性舗装:水はけがよく、雨の日の水しぶきを減らす
  • 土・砂利の道:滑りやすいので、速度を落とす

路面が変わるところでは、ハンドルの手応えや、タイヤの音の変化が出ることがあります。急なブレーキや、急ハンドルを避けましょう。

まとめ

  • トンネルで、コンクリート舗装が多いのは、補修を減らせるため
  • 白い路面で、トンネル内が明るく見える効果もある
  • 走行音が大きくなるのは、舗装が変わったから。故障ではない
トンネルの入口
写真:Cassiopeia sweet/Public domain/Wikimedia Commons
日本の道路トンネル
写真:Mti/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons

情報源

  • NEXCO各社の公式サイト(トンネルの照明・舗装に関する解説:e-nexco.co.jp)
  • 乗りものニュース「トンネルや料金所 なぜ路面が白いのか? コンクリート舗装を選ぶ背景」(trafficnews.jp/post/100034)、バイクのニュース(young-machine.com)の路面舗装の解説
  • 道路の舗装の仕様は、道路ごとに異なります。2026年10月時点で確認した情報に基づきます。

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この記事を書いた人

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コメント

  1. 名無し より:

    誤字
    「アスファルト舗装のメディック」→「アスファルト舗装のメリット」
    「居心地がよく走行んが小さくなる」→「乗り心地がよく走行音が小さくなる」
    「アスファル舗装」→「アスファルト舗装」
    「メンテナンス頻度が少なくて住む」→「メンテナンス頻度が少なくて済む」
    「トンネル無いであれば」→「トンネル内であれば」
    「副産物であるといくこと」→「副産物であるということ」
    「トンネル内がコンクリート舗装の何故」→「トンネル内がコンクリート舗装の理由」
    「チェーンタイヤ」→「タイヤチェーン」