エンジンオイルを交換される際は、どこで交換していますか?
ディーラーだったり、ガソリンスタンドだったり、カー用品店だったり、いろいろなところでエンジンオイルの交換が出来るようになっています。
例えばカー用品店なんかに行くと、壁一面にものすごい種類のエンジンオイルが並んでいると思います。
ものすごい種類のエンジンオイルだけではなくて、値段の違いもびっくりしてしまいますよね。
安いものだと1,000円程度のものから、高いものでは4リットルのタンクで10,000円を超えるものまで販売されています。
では一体、エンジンオイルの何が違うのかってご存知でしょうか。
高いから良いのか?たくさんの種類から何を選べば良いのか?今回は、そんな疑問や悩みについて解決していきたいと思います。
エンジンオイルの種類
まず、大きく分けてエンジンオイルの種類は3種類に分けられます。
- 鉱物油
- 化学合成油
- 部分合成油
この3つに、大きく種類分け出来るんですが、それぞれに対し難しくならないように説明していきます。
鉱物油とは何ぞや
地面に穴を掘って、その穴から出てきた油を精製したオイルと考えてください。
細かい話しになると違うって言う方も居るかもしれませんが、大まかに言うとそんな感じです。
鉱物油の特徴
値段が安いのが特徴です。
化学合成油
人間がエンジンの為に開発した人工的なオイルです。
化学合成油の特徴
人工的に作られたオイルのため、不純物が入っていない。
部分合成油とは何ぞや
鉱物油をベースにして、化学合成油を混ぜ合わせたオイルです。
部分合成油の特徴
性能と値段のいいとこ取りをしている。
高いエンジンオイルは何が違うの?
家の近くのカー用品店では、4リットルの鉱物油が約1,500円くらい、同じく4リットルの化学合成油が約4,000円くらいでエンジンオイルが売っていました。
値段を比べると、3倍弱値段が違いっています。
よくわからないので、カー用品店の店員に、どのオイルが良いか相談する事もあると思います。
そのさい、だいたいの店員が、同じ様な説明をしてくると思います。
カー用品店の店員トークでは
こんな話をする店員が、よくいます。
私の家の近くのカー用品店でも同じ様な説明をしていました。
- 鉱物油のエンジンオイルは、不純物が多いオイルなんです
- 化学合成油は、人工的に作られたエンジンオイルなので、不純物が一切入っていません
- 鉱物油は走っていると不純物が多いので、エンジン内にカスが溜まります
- 化学合成油は不純物が入っていないので、カスが貯まらず綺麗なエンジンが保たれます
間違ってはいませんが、値段の違いは添加剤がエンジンオイルに含まれているからなんです!
人工的に作られた化学合成油の中に、エンジンを保護する物質や、潤滑を良くするものや、熱に寄る粘度変化が発生しない様にするなど、いろいろな添加剤が入っているため、化学合成油は値段が高くなっているんです。
結局エンジンオイルは何がいいのか?
エンジンオイルの種類が分かりました、そして値段の違いについてもわかりました、では、エンジンにとって良いオイルとは何なのでしょうか。
個人的にオススメするのは、安い部分合成油のエンジンオイルです。
定期的に安い部分合成油のエンジンオイルで交換していれば、高い化学合成油のエンジンオイルを使っているのと違いは現れないです。
クルマ好きの方は、もの凄く高い化学合成油を3,000キロ毎に交換するなんて聞きますが、あれは無駄です。
10,000円以上する効果なエンジンオイルを使っているから、エンジンが綺麗な状態で走れるわけではありません。
エンジン内は燃料が燃焼するので、どうしても燃えたすすが出てしまい、エンジン内に付着します。
付着したすすは、値段の高いオイルを使ってれば取れるなんて事はありませんので、気おつけてください。
サーキットを走行する場合等で、常にエンジン内を120度に保って走るなどの場合は、高いオイルは非常に有効だと思います。
まとめ
エンジオイルについて説明してきましたが、まとめをしておきたいと思います。
エンジンオイルの種類
- 鉱物油 ⇛ 穴ほって出てきた油
- 化学合成油 ⇛ 人工的に作った油
- 部分合成油 ⇛ 鉱物油に化学合成油を混ぜた油
高いオイルが良いのか?
高いオイルだからエンジンに良いのかというと、そんなに効果はありません。
安いオイルでも、定期的に交換していれば、高いオイルとの差は現れません。
高いオイルを使う必要は無いですよってお話でした。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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