車を持っている人にとって駐車場は不可欠です。
買い物や銀行、スーパーの駐車場、コインパーキングなどなど、行く先々で車を駐車するはずです。
用事を終えて車に戻った時、何やら見慣れぬ傷や凹みがあったら、それはもう発狂ものです。
「誰だ!当てやがったのはっ!」と叫んでも後の祭りです。
犯人はすでに逃げています。いわゆる当て逃げです。
ボロボロの車なら平気かもしれませんが、大事にしている愛車がやられていたら、その修理代と精神的ダメージは計り知れません。
車両保険に入っていても、使ってしまうと保険料が上がってしまい、いいことはありません。
しかも自分でつけた傷なら諦めもつきますが、勝手に傷つけられそれも犯人が逃げていれば、怒りのぶつけようがありません。
実は駐車場には当てられやすい場所というのがあるのをご存知ですか?
止める場所だけで当てられてしまう確率が変わってしまうのです。
そんなバカなと思うかもしれませんが本当なんです。
今回は、危険な駐車場所と、当てられる危険を減らす方法をご紹介します。
ぶつけられやすい駐車場所
駐車場の真ん中のスペース
月極駐車場や、コインパーキング、ショッピングモールの駐車場、どんな駐車場でも左右に駐車スペースがある場所は、角の駐車スペースに比べ当てられる確率が高くなります。
端っこのスペースに比べ、両サイドに車が出入りしますので2倍の危険性となります。
また、駐車の際だけでなく、隣の車の乗り降りの時にドアを当てられることも考えられます。
車の多い駐車場では、壁などに面した一番奥の端っこ枠の駐車スペースを確保しましょう。
通路に面したスペース
端は端でも、通路に面した場所は、NGです。
通行量が多い分、ぶつけられるリスクが高まってしまいます。
この場合は、通路に面していない角の駐車場を確保しましょう。
出入り口付近のスペース
ショッピングセンターの駐車場など、できるだけで入り口近くのスペースに駐車したくなるものです。
しかし、人の出入りが激しいことと、買い物の荷物を持っていることで、危険度はさらに増します。
特に買い物帰りのおばさんなんかは、カートを押しながら、最短距離で自分の車めがけて通り抜けようとします。
カートでミラーやボディを擦られてしまう危険性が高くなります。
面倒くささを我慢して、出入り口から少し離れたところに停めましょう。
ボロい車やレンタカーの隣は危険
洗車もせず、汚れた車や、凹みや擦り傷が目立つ車の隣は避けましょう。
車に対する意識が低く、運転も荒いドライバーが乗っていますので、危険度100パーセントです。
当てても気にせず去っていきそうですし、保険に入っていないこともあります。
さらにレンタカーの隣も避けましょう。
レンタカーということは、自分の車ではなく初めて乗る車で、運転に慣れていないと言えます。
微妙な車幅の間隔など、乗り慣れていない車では、駐車時にぶつけてしまう可能性が高くなります。
もしも隣の車が「わ」「れ」ナンバーだったら、避けたほうが賢明です。
木の下の駐車場は別の危険が・・・
夏の暑い日など、少しでも日陰に駐車したくなるものですが、木陰の下には当て逃げ以外のリスクが潜んでいます。
それは鳥の「フン」です。
ボディに付着すると、塗装が剥がれる原因となる強酸性なので、できるだけ早く除去しないと固まってクルマの塗装面が傷ついてしまい大変です。
木陰には駐車せず、サンシェードなどを活用しましょう。
最後に
駐車場で当てられやすい場所をご紹介しましたが、これまで何気なく停めていたのではないでしょうか。
面倒くさいなと思わずに、大事な愛車を守るためにも、できるだけリスクの少ない場所を選んでください。
最後まで読んでいただき誠に有難うございました。
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