夏場の気温35度軽度の炎天下に車は駐車しておくと、エアコンを切ってから90分程度で、車内温度は50℃程度にまで上昇すると言われています。
このような想像を絶する高温にさらされると、超危険なものがあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、夏場の車内に置いておくと危険なものを紹介していきたいと思います。
うっかり知らずに車内に放置してしまい、車に戻ってきたら車が火だるまになっていたなんて事が無いように、この記事を参考にして頂けたらと思います。
炭酸飲料
炭酸飲料が入ったペットボトルやアルミ缶・スチール缶が高温になると、炭酸ガスが暑さで膨張し、内圧が高くなるために破裂する可能性があります。
座席のシートなどに飛び散ってしまったら、ベットベトになり、心が折れそうになるくらい掃除も大変で地獄ですね。
ついつい車内におきっぱなしにしてしまいがちですので注意しましょう。
スプレー缶
スプレー缶を暑い車内におきっぱなしにすると、非常に危険です。
ガラスクリーナーや消臭スプレー、夏場では虫除けスプレー、制汗剤、冬場に使う解氷剤など中身は色々なものが考えられます。
スプレー缶のほとんどが、高温なると爆発する可能性があって、窓ガラスを突き破るほどの威力があるのです。
うっかり車の中に放置してしまいうと、窓ガラスからスプレー缶が顔を出して、あなたの帰りを待っているかもしれません。
ライター
喫煙者の方は、ライターを車内に置きっぱなしにしてしまうことが多いのではないでしょうか。
ライターを車内に放置してしまうのは、とても危険です。
車内が高温になると、ライターのガスが膨張して爆発する可能性があります。
最悪の場合、発火して火災事故にもつながることもあります。
100円ライターで、100万円異常の車が廃車になるなんて洒落になれいませんね。
乾電池
乾電池は案外見過ごされがちですが、乾電池も高温の車内に放置すると破裂や発火の危険があります。
「乾電池を車内に置かないから大丈夫」なんて思っていませんか!?
乾電池をそのまま車内に放置するのではなく、緊急用としての懐中電灯や、お子さんのおもちゃ等に使用されている場合もありますので、注意が必要です。
フラワーロックがパックンフラワーになってしまうかもしれません。
スマホやノートPC
スマホやノートPC等の精密機器は、高温になると故障の可能性が高まります。
また、スマホはリチウム電池を使用しているので、最悪の場合、電池が爆発することもあります。
実際に車のダッシュボードに置いてあったスマホが爆発して、車のフロントガラスが吹き飛ぶ事故が発生しています。
車から離れるときは、スマホは必ず携帯しましょう。
SAMSUNGのスマホは、携帯しているだけで危険です。
透明な吸盤・メガネ・水入りペットボトル
「収れん火災」という言葉をご存知でしょうか。
「収れん火災」とは、レンズによって一点に集中した太陽光が、可燃物を発火させることにより発生する火災のことです。
実は透明な吸盤、メガネ、水入りのペットボトルなどは凸レンズの役割をすることがあるため、太陽光な入る場所におきっぱなしにする事は非常に危険なのです。
ちなみに、サンシェードの吸盤はこういった理由から、色付きになっています。
キャンプ場で凸レンズになる様な物を車に放置して駐車してしまい、夜を待たずに車が盛大にキャンプファイヤーしまうなんて、一生忘れられない夏の思い出が出来上がりますね。
最後に
近年の夏の暑さは年々異常とも言えるほどのレベルに達しています。
「今までなんともなかったから大丈夫」という考え方は通じないと思ったほうが賢明です。
場合によっては車内を汚してしまったり、最悪のケースでは火災になることも考えられます。
車内の暑さ対策も万全にしておきましょう。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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