虫が増える季節ですが、気になるのは、車につく虫の汚れですよね。
夜に車を運転した後、周りが暗いと、虫による汚れ具合はその場ではあまりわからないかもしれません。
翌日に明るくなってから、汚れに気づいて驚くこともあるでしょう。
虫の汚れは、放って置くと、落としづらくなり、洗車に苦労する事になってしまします。
また、車の塗装にもダメージを与える原因になってしまうんです。
そんな困った虫汚れに対し、どうやったら車にこびり付いた虫汚れを綺麗に落とせるか?
また、車のボディーに虫跡がつかない対策方法はあるのか?
虫汚れに対する効果的な方法をまとめましたので、虫汚れに悩んでいる方には是非読んで頂けたらと思います。
虫の汚れが落としにくいのは何故か?
同じ車の汚れでも、泥跳ねなどとは異なり、虫の汚れを落とす作業にうんざりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
大きな虫の場合もありますが、小さな虫がボディーの広い範囲にへばりついてしまうことの方が多いと思います。
車は高速で移動しているので、飛んでいる虫にとっても車との接触は相当なダメージを受けます。
虫も小さいとはいえ動物ですから、体液には粘着性のある物質が含まれています。
そのため、体液がボディーにこびりつくように付着して、いったんボディーに付着した後は、なかなか落としづらい状態になるんです。
虫汚れをそのままにしておくと、硬くこびりついてしまったり、ボディの塗装にもダメージを与えてしまいます。
ボディーに付着した虫汚れはどう落とす?
虫の汚れが付いて直ぐであれば、雑巾やブラシでもある程度は綺麗に落とせるでしょう。
問題は、時間が経ってしまい汚れがこびりついた場合です。
付着してから時間が過ぎるほど、虫の汚れも乾燥が進むので、こびりつき具合はますますひどくなります。
ということは、反対に水分を加えれば、汚れは落としやすくなるはずです。
水でもいいですが、お湯の方が効果的です。
食器洗いの際、水よりもお湯が油汚れを落としやすいのと同じです。
約70度の熱めのお湯に、雑巾やタオルを浸してから絞ります。
虫の汚れをパックするように上からかぶせましょう。
水分で汚れをふやかせば、あとはゆっくりとこすって落とすだけです。
また、お湯のような温度で効果を上げるほかに、大量の水で、汚れに水分を多く含ませる方法もあります。
つまり、雨の日に掃除すれば効果的ですね。
水分を使っても、どうしても落ちない汚れが残っていたら、虫取りクリーナーも合わせて試してみましょう。
お湯を使った方法と同じように、クリーナーをティッシュペーパーなどに染み込ませて汚れをパックします。
クリーナーが汚れにより浸透し、非常に落としやすくなります。
車に虫がつかない方法ってあるの?
残念ですが、車が虫をすべて避けることができません。
どんなドライビングテクニックでも虫を避けて走行するなんて不可能です。
ただし、スピードを落として運転すると、車にぶつかる虫の数は少なくなります。
どうしても無視の汚れがつくのが嫌であれば、ヘッドランプを点灯する夜間や、スピードを出す高速道路での運転をなるべく避けるしかありません。
しかし、現実的にはそういった車の使い方は難しいですよね。
防止策としては、汚れがつきやすいパーツにラップを巻いておく方法もあります。
汚れたあとは、ラップを取り替えるだけです。
あるいは、シリコンやフッ素などでコーティングすると、車に汚れがつきづらくなります。
また、汚れ落としも今までより楽になります。
コーディングについては、こちらの記事がおすすめです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
他にもカラスやハトなどの鳥の糞による汚れにお困りの方もいるかと思います。
この場合も汚れを落とす方法は、虫と同じと考えて構いません。
虫に限らず、汚れは車につきものです。
汚れてもそのまま放置するようなことはせず、直ぐに洗車することを習慣付けたいものですね。
最後まで読んで頂き、有難うございました。
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