車の買い替え時期の見極め方に悩む方も多いかと思います。
もちろん、今の車にできるだけ長く乗りたい、というドライバーもいるでしょうが、適度のところで今の車を買取に出して、新しい車に買い換えたいと考える人もいますよね。
そこで今回は、買い替えのタイミングを示す6つのサインをご紹介していきます。
「車齢5年」が一つ目の目安
買い替え時期の基準として、初年度登録からの経過年数があります。
買取価格は、一般的に車齢が少ない車が高くなります。
例えば、購入してから3年経過した中古車であれば、「3年落ち」。
10年経過した中古車であれば、「10年落ち」などと言ったりします。
以前は、「車齢5年」を超えるとガクンと価格が下がるとされていましたが、国産車の性能が当時よりも大幅にアップした現在では、「車齢5年」を超えた途端に、そこまで価値が下がるということはなくなっているようです。
ですが、今でも「車齢5年」を一つの目安として、買取に出すドライバーが多いです。
日本の車検制度では、新車で購入してから3年後、以降は2年ごとに車検を受けることになっています。
そのため、「車齢5年」になる半年前くらいに手放すという話もよく聞きます。
故障箇所やキズができたとき
車が故障したり、キズや凹みが目立ってきた場合は、当然修理が必要になります。
しかし、修理費用が多くかかってくると、「新たに修理するよりも、このまま買取ってもらった方がいいかな!?」という思いが湧いてきますよね。
「故障や傷があることで、査定額が下がってしまうのでは!?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、査定に出す前に修理する必要はありません。
多くの場合、修理せずにそのまま買取して貰う方がお得なのです。
なぜなら、キズや凹みができたドアを10万円かけて修理したとして、そのおかげで査定額が10万円アップするということは考えられません。
走行距離を目安にする
走行距離による査定額も、現在ではそこまで違いが出ることはありません。
しかし、「走行距離5万キロ」、「走行距離10万キロ」を一つの目安と考えるドライバーは多いです。
走行距離10万キロを超える少し前になったら、買い替えを考えてみてもいいかもしれません。
海外の場合、走行距離15万キロくらいでも気にしない人が多いので、買取りに出したい車が過走行車の場合には、海外輸出専門の中古車業者に当たると高く買取りしてもらう事が出来ます。
特に、ハイエースやランドクルーザーといった、人も荷物もたくさん積める車が人気なので、期待以上に高値が付く事もあります。
燃費性能が極端に落ちた時
燃費が、リッター5〜6キロ以下と極端に悪い車で、月に1千キロ以上走行する場合は買い替えを検討すべきです。
レギュラーガソリンのリッター価格が135円としてします。
その場合、1月のガソリン代は、27,000円かかる計算になります。
仮に燃費がリッター25キロのハイブリット者に買い替えた場合、ガソリン代が「5分の1」の5,400円で済みます。
1ヶ月で約22,000円、1年で260,000円、5年間で1,300,000円も節約する事ができます。
ひと月あたりの走行距離が多い人ほど、燃費が悪いと感じたら、燃費の良い車へ買い替えを検討すべきです。
車検更新の半年前
車検までの期間が査定額に大きな影響を与えるということはありません。
しかし、残り6ヶ月と1ヶ月なら、当然、6ヶ月の猶予がある車の方が需要は高くなります。
車検の時期を目安に買い替えを検討する場合は、車検までの期間が6カ月程度になったタイミングで査定をお願いすることをお勧めします。
車検が切れている車の場合は、新たに車検を取得せずにそのまま売ってしまったほうがお得です。
車種による中古車価格が上がるタイミングを見極める
買取価格は、売るシーズンによっても大きく変わります。
ミニバンやステーションワゴンといったファミリー向けの車は、ゴールデンウィークやお盆、夏休みなど長期休日前に高値がつく傾向にあります。
SUVや4WD車は、スキーシーズン前が狙い目ですが、ボーナス時期のことを考えると、11月末ごろに売却するのがベストな売却時期です。
コンパクトカーや軽自動車は、新生活のスタート直前の3月頃に価格の上がる傾向があります。
車種によって高値で売れる時期が変わるので、売却時期の研究してみるのもいいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ドライバーによって車を手放すベストなタイミングは違うと思いますが、一般的な考え方として6つのサインを紹介してみました。
車種や年式、走行距離などの条件が同じ車でも、買取に出すタイミングによって価格が大きく変わることがあります。
そのため、できるだけ高く売れる時期を狙いたいですよね。
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