車のボディーカラーで事故が起きる!?あの色は事故率が高いは本当?事故発生率の高い色の車はこの色だ!

車のボディーカラーを選ぶとき、ほとんどの人は自分の好みで決めると思います。

でも実は、このボディカラーを何にするかで、事故発生率が変わるとも言われています。

このボディーカラーだから、確実に事故率が上がると断言することはできませんが、事故発生率が上がる傾向としての参考情報と思ってください。

今回はそんな車のボディーカラー別の事故発生率について紹介していきます。

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ボディーカラーと事故の関係性

車のボディーカラーが事故発生率に影響することの理由には、人間が色を感じる仕組み、色が持つ効果によるものが考えられます。

人間の目は、暗いところでは視覚情報を認識する力が落ちてしまいます。

夜は明度の低いボディーカラーの車を認識しにくくなりますから、当然事故に遭う確率も高くなってしまうでしょう。

逆に明度が高く、反射しやすいボディーカラーは、暗い場所でも認識しやすく、事故に遭う確率が低くなります。

暖色(オレンジ等)や明度の高い色は「進出色」と呼ばれ、距離が近くに飛び出して見えます。

寒色(青等)や明度の低い色は「後退色」と呼ばれ、実際よりも遠くにあるように見えます。

この錯覚によって、人が感じとる距離の違いは最大で7メートルもあると言われているのです。

後退色のボディカラーの車は、周囲のドライバーから、距離が実際よりも遠く見えるため、車両が接近したときに危機意識が鈍る恐れがあるといいます。

後退色の中でも青は、気持ちを落ち着かせリラックスさせる作用を持った色です。

そのため、青いボディーカラーはさらに周りのドライバーの危機感を鈍らせてしまうかもしれません。

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車のボデーカラー別の傾向

車のボディーカラー別に事故合いやすさの傾向など、特徴をまとめてみました。

ボディーカラー青色
ボディーカラーが青の車は、事故率が最も高いというデータがあります。
自身が青いボディーカラーの車に乗るときも、青い車の周辺を走行する時も、充分に気をつける必要があります。
ボディーカラー緑色
緑色も後退色に当たるので、事故に遭いやすい傾向があるボディーカラーです。
ボディーカラー赤色
赤色は進出色で目指す色なので、どちらかといえば事故率は低い傾向あります。
しかし、赤色には人の気持ちを高ぶらせる視覚効果があるため、場合によっては危険が高くなるとも言われています。
ボディーカラー黒色
黒色は夜間の走行時、車体が周囲のドライバーから認識しづらくなるため、夜間の走行時などで注意が必要です。
黒色には危機意識を呼び起こす効果があるので、事故率は意外にも低いとの調査結果が出ています。
ボディーカラー黄色
黄色もクロと同じように、機器意識を喚起する効果を持つ色です。
そして、進出色でもあるため、距離感もつかみやすく事故率が低い傾向にあります。
ボディーカラー白色
白色も事故率が低いボディカラーです。
シルバーと同様、夜間でも目立つボディカラーです。

ボディカラーシルバー
シルバー色は7色の中で最も事故率が低いと言われるボディーカラーです。
明度が高い進出色なので、周囲の車は距離感がつかみやすくなり、シルバー色の塗装は光をよく反射するので、夜間の走行時にも認識されやすいのです。
事故率が特に低いとされるシルバーのボディカラーは、傷や汚れが目立ちにくく手入れが楽であることでも人気が高くなっています。
機能面でも安全面でもメリットの多いボディカラーと言えるでしょう。

最後に

どんなボディカラーの車でも、慎重に運転しなくてはいけないことに変わりはありません。

ただし、ボディカラーによって事故率が変化するという見方もあるので、車のボディーカラーを選択するときには、このような観点も取り入れる参考にしみてください。

近年問題化している、高齢者ドライバーによる交通事故の原因として、視力や判断力の低下が挙げられています。

このことからも、視認しやすいボディーカラーを選ぶことの重要さがうかがえると思います。

車のボディーカラーを選ぶ際は、少しだけ安全面も考慮してみてはいかがでしょうか。

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