ガソリンとは?レギュラーとハイオク違いは?知ってるようで知らない話し

ガソリンスタンドに行くと、「レギュラー」と「ハイオク」、そして色々なブランドの看板が並んでいます。「ブランドによって品質が違うのでは」「ハイオクを入れたら燃費が良くなるのでは」と、気になった人も多いはずです。

この記事では、ガソリンとは何か、レギュラーとハイオクの違い、ブランドによる違い、そして給油のときの注意点を整理します。

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結論:基本の性質は同じ。大切なのは「指定された燃料」を入れること

ガソリンスタンドが違っても、レギュラーガソリンは同じ規格で作られています。ハイオクとの違いは、主にオクタン価です。自分の車が指定している燃料を入れるのが基本です。

東京のガソリンスタンド
写真:Harani0403/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons
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ガソリンとは

ガソリンは、原油を精製して作られる燃料です。原油を蒸留塔で加熱すると、沸点の違いで成分が分かれ、おおむね30℃〜180℃で出てくる部分が、ガソリンの主な成分になります。ほかに、灯油、軽油、重油などが取り出されます。

ガソリンは揮発性が高く、引火しやすいのが特徴です。取り扱いには注意が必要で、ガソリンスタンドでは、静電気や火気の対策が行われています。

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レギュラーとハイオクの違い

種類 オクタン価の目安(規格) 主な対象車
レギュラー 89.0以上 多くの国産車
ハイオク(プレミアム) 96.0以上 高出力エンジンや、ハイオク指定の車
日本のガソリンスタンドの給油機
写真:jimmyweee/CC BY 2.0/Wikimedia Commons

オクタン価は、ガソリンのノッキング(異常燃焼)の起こりにくさを表す数値です。高性能なエンジンは圧縮比が高く、ノッキングが起こりやすいため、オクタン価の高いハイオクが必要になります。

  • レギュラー指定の車にハイオクを入れても、燃費やパワーが大きく良くなるわけではないと解説されています。洗浄成分の効果をうたう製品もありますが、効果の感じ方には個人差があります
  • ハイオク指定の車にレギュラーを入れると、エンジンが異常燃焼を避けるため、出力を抑えるなどの制御が働く場合があります。取扱説明書に従ってください

ブランドによる違いはある?

ENEOS、出光、コスモ、シェル系など、いろいろなブランドがあります。

  • レギュラーやハイオクは、国の品質規格に基づいて作られています。製油所から出荷されたガソリンが、別のブランドのスタンドに運ばれることもあります(業界での融通)
  • そのため、基本の性質は、ブランドで大きく変わりません
  • ただし、各社は、洗浄剤などの添加剤を加えて、独自の特長をうたっている場合があります

「このブランドだと燃費が良い」という実感は、気のせいや、運転条件の違いによることが多いと考えられます。

誤給油に注意

  • 軽油とガソリンの入れ間違い:エンジンの故障につながります。ディーゼル車に、ガソリンを入れないでください
  • 灯油:車の燃料ではありません
  • 誤って入れたと気づいたときは、エンジンをかけずに、ガソリンスタンドやロードサービスに連絡してください

給油口の位置や燃料の種類は、給油口のフタの裏や取扱説明書に書かれています。給油口のキャップを忘れない方法の記事も参考にしてください。

ガソリン価格を抑えるには

  • セルフスタンドを使う:人件費の分、安いことが多い(セルフとフルサービスの記事も参考に)
  • 会員カードやアプリのクーポン:割引がある場合がある
  • 無駄な荷物を降ろし、急加速・急ブレーキを避ける:燃費が良くなる

よくある質問

Q. 古いガソリンは使えますか?

長期間置いたガソリンは、劣化して、エンジンの調子が悪くなることがあります。保管した燃料は、使わないほうが安全です。

出光(apollostation)のガソリンスタンド
写真:Tokumeigakarinoaoshima/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

Q. ガソリンは車の中で劣化しますか?

長期間乗らない場合は、燃料が劣化することがあります。長期保管の前は、整備工場に相談してください。

給油のときの基本マナーと安全

  • エンジンを止める:給油中は、必ずエンジンを停止する
  • 静電気を除去する:給油前に、給油機の静電気除去シートに触れる。冬場は特に大切
  • 給油口のフタを確認する:燃料の種類を確認してから、ノズルを差す
  • 満タンを超えて入れない:自動で止まったあと、追加で注ぎ足すと、燃料があふれたり、蒸発ガスを処理する部品を傷めたりするおそれがある
  • 給油中はスマートフォンの操作や喫煙をしない

セルフスタンドでは、慣れない人も多いので、店員さんに声をかけて構いません。誤給油を防ぐためにも、焦らず、確認してから給油しましょう。

まとめ

  • ガソリンは、原油を蒸留して作る燃料
  • レギュラーとハイオクの違いは、オクタン価(ノッキングの起こりにくさ)
  • ブランドが違っても、基本の規格は同じ。添加剤の違いがある場合はある
  • 指定された燃料を入れる。誤給油に注意
ENEOSのガソリンスタンド
写真:kenji ross from boston, usa/CC BY 2.0/Wikimedia Commons

情報源

  • 日本産業規格(JIS K 2202 自動車ガソリン)の規格の案内、石油連盟・資源エネルギー庁のガソリンに関する解説
  • 各社の公式サイトのガソリンの特長の案内
  • 規格や価格は変わることがあります。2026年10月時点で確認した情報に基づきます。

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