車も長く乗っていると、洗車やワックス掛けをマメに行っていても、仕上がりに物足りないと感じることはないでしょうか!?
新車の頃の輝きを取り戻すのには、実は意外な部分の洗車にポイントがあるのです。
そこで今回は、車の塗装を綺麗に見せるテクニックをご紹介いたします。
車の印象を左右するのは意外な部分
洗車やワックス掛けを頑張っているのに「なんだか車の印象がビシッと決まらない」というときは、樹脂部分や車体の下回りに注目してみてください。
車の印象は、塗装部分よりも、タイヤなどの黒い部分に左右されるのです。
黒い部分が白っぽく変色していたり、なんとなく色あせたように見えたりすると、それだけで古ぼけたように見えてしまいます。
黒い部分をしっかり黒く見せることで、グッと車の印象が引き締まってきれいに見えます。
タイヤは、タイヤワックスをかけて黒さを際立たせましょう。
タイヤ以外の黒い部分は、専用クリーナーで綺麗にします。
車の内装にも使える保護艶出し剤を選ぶと、広範囲に使えて便利です。
車体の下回りは手が届きにくいので、自力でピカピカにするのは難しいかもしれません。
車体の下回り細部までこだわりたい方は、専門業者に洗浄依頼しても良いでしょう。
下廻り塗装をしてくれる業者もありますので確認してみてください。
業務用車や雪国の車では、車体の下回り塗装処理が行われることも多く、車が格段にキレイに見えます。
洗車もやっぱり黒部分がポイント
ボディの洗浄も、もちろん重要ですが、それ以上に重要なのがタイヤなどの黒い部分です。
タイヤはブラシと洗剤を使ってきれいに汚れを落とし、タイヤワックスで仕上げてピカピカにしましょう。
さらにホイールの汚れを丁寧に落とすことも重要です。
輸入車や高性能車は、ブレーキダストで特にホイールが汚れやすいのが特徴です。
ハイブリッドカーなどの回生制動を多用するブレーキをあまり使わない車の場合は、あまりホイールが汚れないので、ホイールの汚れが見落とされている場合もあります。
ガソリンスタンドなどに設置されている自動洗浄機での洗浄は、外装表面の汚れを落とすだけで、細かい部分まで洗えていないこともありますので意識してみましょう。
樹脂パーツは専用クリーナーで丁寧に洗います。
黒い樹脂パーツはSUVタイプの車種によく使用されていて、タイヤハウスのアーチ部分などが樹脂パーツとなっていることが多いです。
また、バンパーの一部を樹脂そのままにして、オフロードテイストを表現している車もあります。
黒い樹脂が使われているパーツは、バンパーの下部分、サイドミラーの根本、ワイパー、カウルトップパネル、フロントグリル周りなど、かなり多く黒い樹脂がパーツとして使用されています。
こういった黒い樹脂パーツ部分を全て綺麗に洗ってピカピカにすると、それだけで車全体が引き締まって見えます。
車のスタイルアップのために、大径タイヤを履かせているオーナーも多いかと思いますが、その場合、よりタイヤの綺麗さが重要になりますので、タイヤワックスやホイールクリーニングのメンテナンスに力を入れる事で、より魅力的になります。
通常の洗車やワックスがけにプラスして、タイヤやホイール、黒い樹脂部分を意識してケアすることで、より車を綺麗に見せることができます。
新車だった頃の輝きを取り戻して、かっこいい愛車の姿を長く楽しみたいものですよね。
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