クルマで遠出をする時にお世話になる高速道路。
この高速道路には見たことはあるけれど、どんな意味があるのかよくわからないものが設置されていたりします。
今回は高速道路に設置されている標識や電光掲示板の意味につて解説してい行きたいと思います。
高速道路の脇に緑と白の「鯉のぼり」が設置されていたり、電光掲示板に「緑の三角」や「黄色の三角」が表示されますが、どんな意味があるか知ってますか!?
案外知らな人の方が多かったりするようです。
高速道路を利用する予定や、今まで高速道路を利用していたけど、しっかりと意味を理解出来ていない方には、是非読んで頂けたらと思います。
キロポスト
数字の書かれた立て札は「キロポスト」と呼ばれ、道路の起点(高速道路が始まる点)からの距離をキロメートル単位で表示しています。
走行距離の目安や、高速道路で事故や故障が発生した時に、正確な場所を伝えるのに役立ち ます。
カーブ警戒標識
標識に書かれている「R」とは、円の半径(曲線半径)のこと示しています。
もし、標識に「R=300」と書かれている場合は、カーブの半径の長さが、300メートルであることを意味しています。
数字が小さくなるほど、カーブがきついということになります。
車両感知器
写真のスピカーのような機器は「車両感知器」といいます。
ラッパ型のところから出力される超音波により、通行車両等を感知して速度や渋滞状況などを計測しています。
この感知器によって、われわれは渋滞情報等を知ることが出来るのです。
吹き流し
写真の白と緑の鯉のぼりみたいなのは「吹き流し」と呼ばれ、風の向きや強さを目で判断するためのものです。
そのため、橋の上や、平野部、トンネルの出口など、風の通り道になっているところに設置しています。
風速が10メートル/秒以上で、おおむね真横になびきます。
風速10メートル/秒の風が吹くと、走行が不安定になりますので注意が必要です。
赤い三角マーク
高速道路の渋滞が増加傾向時に、この右上がりの「赤い三角マーク」が表示されます。
この「赤い三角マーク」表示は、首都高速道路で2006年から導入されています。
情報板表示されている所要時間よりも、実際の走行時間が伸びる可能性が高い場合に表示されます。
そのため、この「赤い三角マーク」を確認したドライバー自身が、代替ルートへの迂回等を検討し、経路選択に役立ててもらう目的となっています。
また、渋滞が減少傾向時には、「右下がりの緑の三角マーク」が表示されます。
高速道路水溜りが出来ない理由
高速道路で水たまりを見つけた事ありますか!?
なぜ、高速道路では雨が降っても、水たまりができないんでしょうか!?
実は、高速道路は雨が道路にすぐにシミこのように出来ているためなんです。
これは「高機能舗装」と呼ばれ、道路の上部に隙間を多くつくり、この隙間に水が入るようになっているのです。
この「高機能舗装」は、水たまりを作らないだけではなく、音も吸収するので、騒音を減らす効果もあります。
新しい高速道路はもちろん、既存高速道路も修繕により順次「高機能舗装」にしていく計画がされています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
高速道路には、より安心安全に運転をできるような工夫や、ドライバーに有益な様々な情報を与えてくれていたのです。
次回、高速道路を利用する機会があったら、意識して見ては如何でしょうか。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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