ノルマの為に月末に行われる交通違反の取締り:警察の闇

「月末になると、交通違反の取り締まりが増える」「警察には、検挙のノルマがある」。そんな話を、聞いたことはありませんか。

この記事では、交通違反の取り締まりに、ノルマはあるのか、公表されている情報から、わかることを整理します。あわせて、主な違反と、反則金・点数の例も紹介します。事実として確認できないことは、断定せずに書きます。

スポンサーリンク

結論:個人への「ノルマ」は確認できないが、組織としての目標はあるとされる

  • 警察に、公式に尋ねると、「ノルマはない。必要に応じて、交通安全のために、取り締まりを行っている」と回答されることが多い、とされています
  • 一方で、国の予算には、反則告知件数や、反則金の見積もりが記載されている、と報じられています。組織として、一定の目標を持つ構造があることを示す、という見方もあります
  • 各県の警察が、目標を設けているという元警察官の証言もありますが、公的な文書で確認できた情報ではありません
日本のパトロールカー
写真:Tokumeigakarinoaoshima/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

つまり、「個々の警察官に、月末までの件数ノルマがある」と断定することは、できません。

スポンサーリンク

予算上の目標とは

国の歳入予算の概算見積書には、交通反則金などの収入の見込みが、記載されています。ある報道では、令和2年度の見積もりとして、反則告知件数が約616万件、交通反則者納金が約543億円とされていました。

この数字は、予算を組むための見込みであり、「個々の警察官への割当て」を意味するものではない、と説明されています。反則金は、交通安全対策(信号機や標識の整備など)に使われるとされています。

スポンサーリンク

「月末に取り締まりが多い」は本当?

「月末」や「ボーナス時期」に、取り締まりが増えるという噂があります。しかし、統計や、公的な根拠は、確認できません。取り締まりの場所や時間は、事故の多い場所、苦情のある場所などを参考に、決められるとされます。

高速道路のオービス
写真:Ab11/CC BY 3.0/Wikimedia Commons

主な違反と、反則金・点数の例(普通車)

違反 反則金 点数
通行帯違反 6,000円 1点
灯火義務違反(無灯火) 6,000円 1点
指定場所での一時不停止 7,000円 2点
踏切不停止 9,000円 2点

金額や点数は、車の種類や、改正で変わります。最新の情報は、警察の案内で確認してください。

取り締まりに遭わないために

  • 制限速度や、一時停止の標識を守る
  • シートベルトの着用、スマートフォンの使用禁止を守る
  • 「周りがやっているから」は、理由にならない
  • 時間に余裕を持って、運転する

取り締まりの目的は、事故を減らすことです。ルールを守るのが、一番確実な対策です。

取り締まりに納得できないとき

  • その場で、警察官に、理由を尋ねる
  • 反則金を納めない場合は、刑事手続きに進むことがある。よく理解したうえで、判断する
  • 不安なときは、弁護士や、交通事故・違反の専門家に相談する

取り締まりが多い場所の傾向

取り締まりは、次のような場所で、行われることが多いといわれています。

  • 事故が多発している場所:交差点、見通しの悪いカーブ
  • 通学路や、生活道路:歩行者の安全を守る
  • 幹線道路や、高速道路:速度超過の取り締まり
  • 一時停止の標識がある、見通しの悪い交差点

こうした場所では、特に慎重に運転しましょう。オービスの記事も参考になります。

よくある質問

Q. ノルマは、本当にないのですか?

警察は、公式には「ない」と説明していますが、組織として、目標を持つという見方もあります。真偽は、公的な資料では、確認できません。

Q. 反則金は、警察官の給料になりますか?

反則金は、国や、地方の収入となり、交通安全の対策に使われるとされます。個人の収入にはならないと説明されています。

Q. 覆面パトカーに、取り締まりが多いですか?

場所や時間によって異なります。覆面パトカーの見分け方は、覆面パトカーの記事をご覧ください。

取り締まりに、納得できないときの、冷静な対応

  • その場では、感情的にならない:記録(時刻、場所、状況)を、思い出して書き留める
  • 反則金(青切符)の場合:納付すれば、手続きは終わる。納付しない場合は、刑事手続きに移ることがある
  • 赤切符の場合:呼出に応じて、手続きを進める
  • 不服がある場合:弁護士や、交通違反に詳しい専門家に、相談する
  • 署名を求められたら:内容を確認してから

違反を減らすのが、最も確実な対策です。制限速度、一時停止、シートベルト、携帯電話の使用に、特に注意しましょう。

まとめ

  • 警察の「ノルマ」は、公式には確認できない
  • 予算には、取り締まりの見積もりが載っているとされる
  • 主な違反の反則金・点数を知り、ルールを守る
パトロールカー
写真:Douglas Paul Perkins/CC BY 3.0/Wikimedia Commons
白バイ
写真:Hunini/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons

情報源

  • くるまのニュース「交通違反取締りの噂『ノルマは実在する?』」(kuruma-news.jp/post/525905)、同「『警察官のボーナスになる?』違反した人のお金は約400億円!?」(kuruma-news.jp/post/868708)
  • 国の一般会計歳入予算(交通反則者納金)、警察庁・各都道府県警察の反則金一覧
  • 噂の真偽は、公的資料では確認できません。2026年10月時点で確認した情報に基づきます。

愛車ライフの快適・節約サポート

【PR】アフィリエイト広告
トラブル・あおり対策

コムテック ZDR018

【前後2カメラ・駐車監視対応】あおり運転・当て逃げ対策の人気定番モデル(日本製・3年保証・レビュー多数)。

楽天市場で価格・在庫を見る ›
緊急トラブル備え

車載ジャンプスターター

【突然のバッテリー上がりに】ロードサービスを待たずに自分で一発始動。スマホ充電もできる必携の車載防災アイテム。

Amazonで人気モデルを見る ›
車内快適グッズ

車載スマホホルダー・便利品

【車内をスッキリ快適に】マグネット式や自動開閉・充電対応など、運転を邪魔しない人気の定番車載アイテム。

Yahoo!で人気グッズを見る ›
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事を書いた人

「愛車を1円でも高く売るための実践ノウハウ」や「損をしない中古車選び・維持費の節約術」を発信する車情報メディア。
道路交通法、国土交通省、警察庁、JAF等の公的機関・関連団体が公表する最新の法令・安全基準に基づき、一般ドライバーが見落としがちな盲点や知っておくべき正しい知識を分かりやすく検証・解説しています。

交通マナー交通マナー・取締り自動車の役立つ知識
シェアする

コメント