軽自動車を廃車にするとき、手続きの窓口は普通車と違い、軽自動車検査協会です。この記事では、協会の公式ページ(2026年11月3日確認)に書かれている内容をもとに、「解体返納」と「一時使用中止」の違い、必要書類、手数料、税金の注意点を整理します。普通車の廃車や、廃車買取サービスの比較は廃車買取の比較記事を参照してください。
結論:解体するなら「解体返納」、しばらく使わないなら「一時使用中止」
- 車を解体(スクラップ)する場合は、解体が終わったあとに行う解体返納(解体届出)です。申請手数料は無料と案内されています。
- 解体せず、使用を一時的に止める場合は、自動車検査証返納届(一時使用中止)です。返納証明書の交付を受ける場合、手数料は1件450円と案内されています。
- どちらも、車検証の原本(コピーは不可)と、ナンバープレートが必要です。窓口は、車の使用の本拠の位置を管轄する協会の事務所・支所・分室です。
- 手続きの前に、所有者が自分かどうか(ローン会社や販売店が所有者になっていないか)を車検証で確認します。
手続きの違いを表で比べる
| 項目 | 解体返納(解体届出) | 一時使用中止(返納届) |
|---|---|---|
| 使う場面 | 車を解体して、登録を終える | 使用を一時的に止める |
| 行うタイミング | 引取業者から解体が終わった連絡を受けたあと | 車を使わなくなったとき |
| 手数料(協会の案内) | 無料 | 返納証明書の交付を受ける場合、1件450円 |
| 主な書類 | 車検証の原本、移動報告番号、ナンバープレート、解体届出書(軽第4号様式の3) | 車検証の原本、ナンバープレート、返納届出書(軽第4号様式)など |
| 重量税の還付 | 解体届出と同時に還付の申請をすると、車検の残りに応じて対象になる | このページに記載なし |
必要書類をそろえる

解体返納の書類(協会の案内)
1. 自動車検査証(車検証):原本が必要です。コピーは使えません。
2. 移動報告番号:引取業者から受け取る「使用済自動車引取証明書」に書かれたリサイクル券番号を記入します。事前に用意しておく必要があります。
3. ナンバープレート:使っているものを外して持参します。
4. 解体届出書(軽第4号様式の3):協会の窓口やウェブサイトで入手できます。
5. 申請依頼書:所有者以外が手続きをする場合に必要です。
6. 事業用自動車等連絡書:黒ナンバーなど、事業用の場合に必要です。
一時使用中止の書類(協会の案内)
1. 自動車検査証(車検証):原本が必要です。
2. ナンバープレート:外して持参します。
3. 自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式):窓口で入手するか、ダウンロードできます。
4. 申請依頼書(使用者以外が手続きをする場合)、事業用自動車等連絡書(事業用の場合)。
使用者と所有者が違う場合は、事前に所有者(販売店やローン会社など)の同意を得る必要があると案内されています。詳しくは、販売店やローン会社に確認してください。
ナンバープレートをなくしたとき

ナンバープレートを紛失している場合は、「車両番号標未処分理由書」を提出すると案内されています。外せない、見つからないといった場合も、先に協会の窓口に相談すると手続きの見通しが立ちます。
解体は誰が行う?引取業者に頼む流れ
解体返納は、解体が済んでからの手続きです。車は、使用済自動車の引取業者に引き渡し、解体の完了の連絡を受けたあとに申請します。引き取りと解体の手配は、廃車買取のサービスに任せることもできます。
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動かない車や事故車の引き取りも含めて、相談先を探している方へ。「カーネクスト」の公式ページ(2026年11月3日確認)には、レッカーの引き取り代は無料(一部の離島を除く)、名義変更などの手続きは無料で代行と書かれています。事前の申告と実際の車の状態に大きな違いがあると、価格が変わる可能性があるとも書かれています。条件は公式ページで確認してください。
税金で気をつけること
軽自動車税:月割りの還付はない
軽自動車税は、毎年4月1日現在の所有者に課税されます。協会の案内にも、4月1日現在で車検証の名義人に軽自動車税が課税されると書かれています。名古屋市の公式サイトは、年度の途中で廃車や譲渡をしても月割での還付はなく、その年度の税額は全額を納める、と説明しています(札幌市の公式サイトにも月割課税の制度がないという記載があります)。3月中に手続きを終えるかどうかで、翌年度の課税が変わります。毎年3月は協会の窓口が混雑するため、早めの手続きが勧められています。
自動車重量税:解体なら還付の対象になることがある
協会の案内では、解体届出と同時に還付申請をすると、車検の残りの期間に応じた重量税が還付されます。対象は、車検の残りが1か月以上ある場合です。還付には、振込口座の記入と、個人番号などの確認書類が必要です。申請の条件や必要な書類は、窓口で確認してください。
手続きの流れ(解体する場合)
1. 車検証で所有者と使用者を確認する。
2. 解体を引取業者に依頼し、車を引き渡す。引取証明書(移動報告番号)を受け取る。
3. 解体が終わった連絡を待つ。
4. 書類をそろえ、協会の窓口へ。解体届出と重量税の還付申請を同時に行う。
5. 軽自動車税の申告(報告)が必要な場合は、協会に隣接する税関係の窓口で行う。
よくある質問
Q. 自分でやらずに、業者に頼めますか?
申請依頼書があれば、所有者以外でも手続きができると案内されています。業者に頼む場合は、費用の有無と、完了の連絡の方法を事前に確認してください。
Q. 郵送でも手続きできますか?
協会には、送付による解体届出の案内ページがあります。送付費用は届出者の負担とされています。書類や条件は、協会の案内で確認してください。
Q. 動かない車や、車検が切れている車でも廃車にできますか?
車の状態によって、引き取りの方法が変わります。動かない車の引き取りは、廃車買取サービスなどに相談できます。廃車買取の比較記事で、サービスの違いを整理しています。
まとめ
- 解体するなら「解体返納」(手数料無料)、一時的に使わないなら「一時使用中止」(返納証明書の交付で450円)。
- 車検証は原本、ナンバープレートも必要。移動報告番号は引取業者から受け取る。
- 軽自動車税は月割り還付がない。3月中の手続きを目安にする。解体なら重量税の還付がある場合がある。
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出典・確認先
- 軽自動車検査協会「自動車検査証返納届(一時使用中止)」https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/scrapped/return.html(必要書類・手数料450円・所有者の同意・4月1日の課税、2026年11月3日確認)
- 軽自動車検査協会「解体返納」https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/scrapped/dismantling.html(必要書類・移動報告番号・手数料無料・重量税還付の条件、同日確認)
- 軽自動車検査協会「送付による解体届出」https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/scrapped/sending_notification.html(ページの存在と送付費用の記載は、検索結果の要約で確認。本文は未読)
- 名古屋市「軽自動車税のQ&A:軽自動車税の課税」https://www.city.nagoya.jp/zaisei/page/0000075086.html(4月1日現在の所有者に課税、年度途中の廃車でも還付なし)
- カーネクスト・ソコカラの公式ページ(2026年11月3日確認。詳細は上の各枠のとおり)
確認日:2026年11月3日。制度や手数料は改定されることがあります。手続きの前に、必ず最新の案内をご確認ください。


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